marsona2003-07-02

前々回の記述ミスをこっそり修正しつつ「シャボン玉」。


なんだか評判悪そう(でもない?)ですが、ここまでつんのめったテンポの曲は今までなかったと思うので単純に新鮮だし、6期お披露目の曲としてもきちんと機能してると思います。やさぐれ役(スカジャン)と雄叫び役(ロボトミー)のあの二人を筆頭に終始見た事のない光景が連続する中、途中今さら感たっぷりのミニドラマを無理矢理ねじ込んでくるあたりのイカれたバランス感覚もひっくるめて、いい感じで狂った曲になっているんじゃないでしょうか。
最近はもうモーニング娘。の楽曲に意外性とか驚きを期待してはいけないのかと思いかけていましたが、余計なお世話でしたね。この途方もないデタラメさと違和感をある程度コンスタントに放ち続ける事ができれば大丈夫、まだいける。増員についてももはや後付けの必然性でいいんじゃないかとすら思わされました。もはやこの曲は6期がいないと成り立たないということで。ちょっと褒めすぎですかね。


極端に左右に振られているちょっと捻れた電子音とスクラッチは諭一氏の確信なのか、それとも手癖なのか。まあどっちにしろ好きなんですけど。「BE ALL RIGHT!」にしろ、このへんの仕事が共通して印象的だったりします。ドラムの処理がやや普通なのはちょっと残念ですが、まあ、今回みたいな曲調にはあまり凝ったパターンは合わないかも知れませんね。