marsona2003-05-12

イワモトケンチ 「ライフ」


ちょっとサボってしまいました。

この人のマンガを見たのは高校生の時、学校帰りに寄ったコンビニで週刊誌に連載中だった作品を偶然を見たのが最初だったと思う。

かの「サイボーグ花ちゃん」も収められているこの本を国立の古本屋で手にしたときには、もうイワモトケンチは漫画家ではなくなっていて、数少ない他の単行本もすでに絶版になっていました。

映画監督に転身してから「菊池」そして「行楽猿」という作品を撮っているんですが、これも公開終了と同時に監督本人が封印したらしく、結局「行楽猿」しか観る事はできませんでした。いや、これがリアルタイムで観れただけでもラッキーだったのか。

94年にフジテレビの深夜枠で放送された「Config sys」という1回限りのTV番組も手掛けていて、これはオムニバス形式で短い映像を集めたものだったんですが、豪華な出演者とデタラメな内容が、妙な緊張感のある映像とあいまってなかなかのっぴきならない雰囲気を醸し出していました。


近々「菊池」が開封されるという噂もあったりするので、マンガも含めて見たことのない方は是非。



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あそこまで丁寧に作られた番組になるとは。画面から愛情が溢れてましたね。それも含めて涙。