marsona2003-05-06

デビッド・リンチ 「ERASERHEAD」


ちょっと弱気にこれからは隔日更新くらいで行こうかと思ったりして・・。そのかわりもう少し丁寧に書いていきますので。
数あるリンチの作品の中でいまだに脳内ランキングNo.1はこれだったりします。もうこういうどうしようもない感じの映画大好き・・。これもちょっとダメな感じの主人公が、なにやら厄介なことに巻き込まれているっていうのを分かっていながら、自分ではどうすることも出来ずにただただぼんやり眺めることしか出来ないっていうやるせなさがたまりません。コーエン兄弟の「バートン・フィンク」なんかもちょっとそんな感じかも。無駄にあがいてどんどんこじれるっていうパターンは「未来世紀ブラジル」かしら。最後まで全然救いがないとこなんかは笑ってごまかすしか無いですね。今でもたまに観るんですけど、うっかりダウン気味のときに観ちゃうと本当にヘコんじゃうので注意。



ーーーーーーーー

SSA、行かなかったんですよ。でも、あの時あの場にいた人たちのサイトを巡回していると、それぞれに表現方法は違えど、愛情が感じられてなんだかちょっと泣けちゃいました。知り合いの言葉を借りれば「どこへ出しても恥ずかしくないヲタ」ですよ、みなさん。カッコイイです。

もちろん皆分かってることだと思いますが、あの集合体にとって、変化し続けることは必要なことなのでしょう。そしてそれが正しいことかどうかというのは、また別の問題なんだと思います。


でも、その変化のたびに誰かがあんなに泣かなくちゃいけないなんてちょっと馬鹿げてる。